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SNSとかブログとか、本当は現物出資者として、書き手には「配当」があっていいのかも

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さてさて、こんにちは!

 

今日は、ブログに書くのは、もしかしたら不穏当なことなのかもしれない話題です。

 

こんな内容です。

 

「ブログを書いている皆さん、あなたはもしかしてその行為だけで、金銭的価値をすでに生んでおり、報酬を得られる資格を持っているのではないですか?」

 

まず最初に、ある実例について、お話ししますね。

 

実例・・・それは、ある紙の雑誌についてのことです。

 

その雑誌なんですが、実際には雑誌というよりも、いわゆる「情報誌」なんです。広告満載型の。

 

なので、

中身の4割方は、スポンサーが出稿した、いかにも「広告です」といった体裁の、広告誌面そのものです。

 

さらには4割くらいが、いわゆる記事広告です。一見、記事風にしつらえられた広告です。

格好は記事っぽいんですが、欄外をよく見ると、

「広告」なんて、囲み文字が書き込まれているタイプのやつですね。

 

そして、その残り。

約2割くらいが編集記事です。編集部員が一生懸命こしらえた、正真正銘の本物の「記事」です。

 

そこでさらに、その編集記事なんですが・・・

その中には、いわゆる「読者の声」のコーナーが、ほんの数ページではあるんですが、含まれています。

 

情報誌本体に綴じ込まれている読者アンケートはがきに記された、読者の皆さんの意見や感想、

日常報告、

愚痴や怒り、クレームなど諸々が、この「読者の声」に反映されています。

 

さてさて、そこで・・・

そのわずか数ページの「読者の声」なんですが、これが実は、ものすご~く読者に人気があるんですね。

 

その情報誌は、ある投資分野をテーマにしたものなんですが、

読者は、中身の大半に及ぶ広告や記事広告、編集部肝いりの編集記事なんかよりも、おそらくはつねにいつも、「読者の声」に注目しているんです。

 

「『読者の声』がためになる」

「参考になった」

「ページを増しては」

 

そんな声が、毎回毎回、目白押しになって編集部に届きます。

 

さて、

そんな様子を見ていたある日のこと。

僕は「あれ?」と、思ったんですね。

 

「この情報誌の人気をまさに毎号ひっぱってくれている『読者の声』なのに、書き手は原稿料もらえていないよね」と。

 

一方で、

「読者に『つまらなかった』とクソミソに言われちゃっている記事の書き手には、ちゃんと高い報酬が支払われている・・・」

 

ハイ!

ここで話を一気にとばしますね。

 

・読者から集まった無償の「読者の声」こそが、そのメディアをひっぱっている

・そのことがスポンサーに広告出稿を促させている

・メディアを運営する会社の収益に結びついている

 

これ、思いっきり、SNSやブログに当てはまりませんか?

 

あてはまるどころか、

言ってしまえば、「読者の声」がほぼ全ページにわたって掲載されているメディアこそが、SNSやブログです。

 

そのパワーたるや、上記の情報誌の「読者の声」なんてなまやさしい程度のものではなく、

 

航空会社でいえば飛行機そのもの。

タクシー会社で言えばタクシーそのもの。

牛丼会社でいえば牛丼そのもの

―――をみんなが提供しているにひとしいかたち。

 

ツイートする人、

Facebookで朝から晩まで自慢話を匂わせている人、

インスタグラムで炎上しちゃっている人、

そしてブログを書く人・・・

 

これらはまさに皆さん、SNSやブログの中身そのものを担っている中心的存在であり、事業を成り立たせるための根本を提供している「現物出資者」ともいえるわけです。

 

すると・・・

 

SNSやブログを運営する会社は、もしかしたら、これら出資者に対して、配当金を支払ってもいいのでは? と、いう理屈は成り立たないでしょうか?

 

つまり、ブロガーはブログを書くだけで、それをマネタイズできるんです。

ツイッターをする人はつぶやくだけで。

インスタグラム、Facebookをやる人は、今晩の高い外食や、リゾート旅行を自慢するだけで。

 

するとすかさず、ここで声が挙がりそうです。

 

ハイ、賢明なあなた、どうぞ―――!

 

「NAVERまとめがそうです!」

 

そうですね。NAVERまとめさんは、もう何年も前から、僕の言ったような構造に近い「配当」的な運営をされています。

 

ただ、

大勢の現物出資者さんによるまとめ記事の提供と、それに対する配当が、未知へのトライアルでもあったためか、若干よくない方向にも転げてしまい、最近はすっかり周りに怒られ、しょげかえったような感じにもなっています。

 

ただ、僕はこう思ってもいるんです。

 

NAVERさん、同じ構造で、早くからブログサービスも提供していればよかったのにな、と。

 

まとめ記事をつくって、何アクセス何円~ がもらえる構造をブログにも応用すれば、ほかよりもたくさんコンテンツを集められたかもしれないのにな、と。

 

それで一気に、「NAVERブログ」(?)を大型ブログサービスにのし上げられたかもしれないのにな、と。

 

さらに続けましょう。

 

以上によって、

ブログというクリエイションに、(アフィリエイトではない)直接的な報酬がさずけられるという、新しいかたちへの構造転換が進んでいたかもしれないのにな、と。

 

それは、

とても大きな社会貢献、あるいは文化貢献にもなっていたように思えるんだけどな、と。

 

なぜって、とにかくNAVERさん、まとめ記事にかかわるネガティブな問題で、ものすごく経験値を上げましたでしょ?

 

このことでは、間違いなく一日の長を備えているはずなんです。

 

それをきちんと活かせれば、

不正やスパムを最大限排除したうえでの真っ当な「配当」が、

ブログでも、

今からでも、

頑張れば、きっとできそうな気がします。

 

「はてな」さんもそうです。

 

はてなさんの場合、

失敗、反省・・・叱られ、反省・・・の、ジャイアンやのび太君なNAVERさんとは逆の、

出木杉君的な方向からのアプローチで、ネットの中では珍しいことにブランドを確立して来ましたね。

 

なので、そのブランド力のおかげで、

僕のこの駆け出し真っ赤っ赤なブログの中のある、ごく短い記事でさえ、検索するとGoogleさんの1ページ目に登場しちゃったりもするわけです。(感謝!)

 

その培われたノウハウは、欲望と不正が入り込みやすい配当式のコンテンツを募集をするに際しても、存分に活かすことができると思うんですが、どうでしょう。

 

さあ、

NAVERさんでも、はてなさんでも、あるいはほかのスタートアップさんでも、「レシートをマネタイズできる」で一度つまづいた「ONE」さんでも、

どなたでも、やってみませんか?

 

ぜひ、挑戦してほしいな~・・・

挑戦してみてください!

 

以上、おそまつです。

 

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(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんより)