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銭湯のマナー!「この人出ていってほしい」と思われないように、やってはいけないこと

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僕は毎週、銭湯へ通っています。

 

スーパー銭湯ではありません。(スーパー銭湯にも行きますが)

「公衆浴場入浴料金統制額」なんていう、古式ゆかしい制度の布かれている本物の銭湯です。東京の場合は大人460円、神奈川470円・・・というやつですね。

 

もっとも、僕の行きつけの場合、昔と違って、洒落た半露天風呂なんか付いちゃってますけどね。屋根がルーバーになっていて、湯船は岩風呂っぽく仕上げられています。

 

なお、本物の(?)銭湯ですので、見事な彫り物で全身をいろどった、ド派手な方々もたくさんやってきます。

 

そんな「銭湯」に、行ったことのない方、初めて行こうとされている方へ、銭湯でのマナーを僕の知るかぎりを挙げて、紹介しますね。

 

 

1.おそらく「全国共通」のマナー

 

湯船に入る前に必ず体を流すこと!

これ、銭湯の基本中の基本マナーです。「かけ湯」ともいいます。蛇口のお湯を風呂桶にとり、両肩からそれぞれかぶります。さらに「脇の下」「股の前・後(お尻)」「足」と、手も使って、しっかり流してから湯船に入ります。順番は足からでもOKです。その方が心臓への負担が少ないですからね。とにかく、これをやらずに湯船にドボ~ンは、本当に嫌がられますよ。なお、以上をシャワーでやると、効果は同じはずなんですが・・・なぜか粋ではありません。

 

タオル、手ぬぐいを湯船のお湯に入れないこと!

これも昔からの、ぜひ気をつけたい基本のマナーです。タオル・手ぬぐいは、身体をこする汚いものという認識です。とはいえ、突き詰めれば・・・「体、お湯、タオル、どれが一番汚いの?」と、いう疑問はあるんですけどね。それだけに、初心者はうっかりマナー違反をやらかしやすいので要注意です。

 

長い髪はまとめるべし!

女性も男性も、髪が長い人は、お湯の中に垂れて浸かったりしないように、束ねてまとめてから湯船に入るのがマナーです。湯船の中では、髪も「汚いもの」なのです。

 

湯尻から入ること!

湯船にお湯が注がれているところが湯口。そこからもっとも遠いところが湯尻です。湯口の脇あたりなどから湯船に入る行為は、まるで体の汚れを上流から下流に流そうとしているかのように見えて嫌われます。同様に、湯口に近いお湯の中に居座るのもよくありません。

 

湯船で体をこすらないこと!

「この人、お湯の中でゴシゴシ垢落とししているんじゃないか?」と、見られるからです。実際に垢落としするなど、ますますもってのほかです。

 

毛染め、洗濯、歯磨きはしない!

毛染めや洗濯は匂いの点からも当然御法度です。一方、歯磨きする人は、僕の記憶では、昔は結構いました。かといって、過去はマナー違反ではなかったということではありません。嫌がる人もかなりいました。

 

散らばった泡は流す!

自分の周囲にちらばった石鹸やシャンプーの泡は、頃合いを見ながら流したり、その場を移動する際もきれいにお湯で流します。残したまま立ち去るのはとてもだらしない行為です。

 

泡流しのときもお湯で!

いま述べた、泡流しするときや、垢や落ちた髪の毛を流すときなど、自分の体にかからないからといって、冷水を使わないこと。お隣の方の足にまで届いてびっくりさせてしまうことがあります。これ、大人はあまりやりませんが、お湯の蛇口を怖がる子どもがよくやりがちです。

 

体を拭いてから脱衣所に出る!

これも、基本中の基本マナーです。まずは洗い場で、しぼったタオル・手ぬぐいで髪や体を拭き、しずくが垂れないようにします。そのあと、脱衣所側に出たところで足を拭き、フロアを濡らさないようにします。バスタオルを取りに進むのはそのあとです。昔の銭湯では、よく子どもが浴室から脱衣所に濡れたままの体で走り出て、周りの大人に思いきりドヤされていたものです。(僕です。知らない人によく叱られました)

 

イスや風呂桶は所定の場所に戻すこと!

使ったイスや風呂桶を洗い場に放置したまま去ってしまう・・・いまもたびたび見かけるマナー違反です。マネをしてはいけません。必ず一度洗い流してから、所定の場所に戻してください。なお、銭湯によっては、蛇口の上などに、洗って裏返した風呂桶を粋に乗っけて立ち去る年配の常連がいるなどします。その人だけに許された行為と思っておきましょう。

 

2.銭湯によってはマナー違反にならない行為

 

洗い場に物を置く行為

石鹸やシャンプーの入ったカゴなど、洗い場に自分の物を置いて場所をキープしておく行為はマナー違反といわれますが、僕の行きつけの銭湯では、よほど混み合わないかぎり誰もがそうします。ほかに置いておく場所がないということもあるんですが。初めて行く銭湯では、周りの様子をまずは窺ってみてください。

 

タオル・手ぬぐいで前を隠す行為

僕の知る限り、これは許容されやすい地域と、隠すのが大変みっともないとされる(誰も隠す人などいない)地域があるようです。いずれにしても、そのタオル・手ぬぐいを湯船の中に入れてしまうと、たちまちマナー違反です。

 

3.取り沙汰されないけれど、多分嫌われている行為

 

ネックレスをつけたままの入浴

髪の毛が湯に浸かることと一緒の感覚で、不潔と見る人が、特に年配の方に多いはずです。女性よりも、おそらく男性の方がやりがち。  

 

4.昔はあったものの今は嫌われる行為・少なくなった行為

 

手鼻をかむ

顔を洗ったあとや、洗いながら、フガーッと手鼻をかむ大人が過去にはよくいましたが、いまはその音といい・・・間違いなく嫌われますね。

 

豪快な垢すり

昔は「あかすりフレッサー」(ヤスリみたいな表面をした垢すり専用タオル)などを使って豪快に垢すりしている人や、子どもを目の前に立たせて泣きそうになるくらいにこすり上げ、ボロボロ垢を落としている人なんかがよく見られました(僕も父親にやられてました。ほぼ虐待か?)。ですが、いまは僕の視界の中ではほとんど見かけません。

 

他の人と談笑

風呂屋で近所の人と会い、湯船で野球談議。あるいは、女風呂・男風呂にいるカミさんや旦那さんに向けて、「お~い、こっちは上がるよ~」なんて呼びかける声。昔の銭湯ではそんな声が常時飛び交っていたものですが、いまは「うるさい!」という意見の方が圧倒的に多いようです。

 

脱衣所での喫煙

脱衣所で喫煙できる銭湯はまだ残っています。過去には結構普通のことだったんです。それでも、タバコを吸うのはもうやめておいた方がいいでしょうね。銭湯側は許しても、「洗ったばかりの髪や体に臭いをつけられるのは我慢ならない」ということで、はらわたが煮えくり返っている人が、いまはきっとそばにいますので。

 

以上、いかがですか?

 

ちなみに、

あくまで僕個人の感覚ですが、銭湯でよく見かけるあまり好きではない行為は、入浴道具一式をレジ袋に入れて、洗い場に持ち込む行為です。なぜか格好わるく、汚~く感じるんですよね。

 

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(イラストは「かわいいイラストが無料のイラストレイン」さんより)